鹿角高校へ県外中学生が留学体験 鹿角市

鹿角高校へ県外中学生が留学体験 鹿角市

 鹿角市の鹿角高校に県外からも生徒を呼び込もうという、中学生向けの留学体験が始まり、校内の見学や在校生との交流などが行われました。

 市は少子化のなかでも地域唯一の高校、鹿角高校を存続させようと来年度から、居住地に関わらず3年間過ごせる全国的な取り組み「地域みらい留学」に参加することにしています。

 中学生向けの留学体験はそれを見すえたもので、鹿角高校と鹿角市の魅力を紹介しつつ、宿泊費と体験費を無料にして募集したところ、定員の10人を超える14人の応募がありました。

 そのなかから選ばれた首都圏や関西圏などに住む中学2年と3年の10人が18日、鹿角市に入り、早速高校を訪れて、学校の特徴の説明を受けたり、部活動を見学したりしました。

 部活動の見学で、ロボット造りの大会に出場しているメカトロ部の訪問では、大会の内容を知る参加者がおり、興味を示していました。

 また在校生との意見交換も行われ、参加した中学生たちからは、「高校生やほかの参加者とコミュニケーションがとれて、安心した」などの声が聞かれました。

 群馬県から参加した中学3年の女子生徒は、「ほかの県に一人で行ったことがないので、入学を機に挑戦したいと思い参加しました。学校と地元の人たちの受け入れてくれる雰囲気を知りたい」と話していました。

 鹿角市教育総務課では、「定員を超える申し込みがあり、鹿角高校や鹿角市の魅力をとおして県外から生徒を呼び込める可能性を感じている。そのポテンシャルを生かし、市外、県外からも生徒の受け入れを増やしたい」としています。

 一行は2泊3日の行程のなかで、地元の交流施設やスポーツ施設の見学、祭りの参加体験などもすることになっています。

 市によりますと、地域みらい留学の制度を使うと、鹿角高校で現在「15%以内」となっている県外枠を「30%以内」に引き上げることができ、おととしの開校以降、入学者の定員割れが続くなかで生徒の増加が期待されます。

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