終戦記念日の15日、戦争直後の町を元気づけようと始まった鹿角市花輪の市民駅伝がことしも開かれ、選手たちが力走で地域を盛り上げました。
「花輪地区町廻り駅伝」です。ことしも戦没者に黙とうをしたあと、レースが始まりました。
子ども会やスポーツ少年団、職場などでつくった37のチームが、クラスごとのレースに出場し、中心商店街を回るコースでタスキをつなぎました。
昼前にすでに30度を超える真夏の暑さのなか、選手たちは懸命に走っていて、競り合うシーンやラストスパートも見られました。
なかにはこの大会に初出場した笹本市長の姿もあり、沿道からの盛んな応援もあって、大会が一層熱気を帯びていました。
大会は、終戦翌年のスタートからことしでちょうど80回めです。
主催者によりますと、コロナ禍が明けて以降、出場チームの数が毎年増え続けており、盛り上がりが増しています。
初出場した郵便局員たちのチームの、監督兼ランナーの50代の男性は、「お盆、正月に関係なく走っている、走ることが大好きなメンバーがそろったので出場しました。職場の絆を深めることはもちろんですが、地域の盛り上げに協力したい」と話していました。
主催した花輪地域づくり協議会の賀川満会長(74)は、「地域を盛り上げたいから参加すると言ってくれる人が多くて、ありがたい。それぞれ好きなこと、得意なことで地域の行事に参加して町を盛り上げる姿こそ、地域づくり。子どもたちに背中を見せていく」と話しています。

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