若者の新たな居場所「必要」6割 鹿角市の市民アンケート

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 鹿角市が実証実験を進めている新たな若者の居場所づくりについて、必要と考えている市民の割合がおよそ6割にのぼることが市の調査で分かりました。

 市は若者の定着や将来のUターン、関係人口づくりにつなげようと、既存の公共施設を使って、中高生が学び、交流、挑戦できる新たな場を、今年度から5か年の総合計画の期間中に設けたい考えです。

 その参考にしようと、ことし5月から6月にかけて、18歳以上の489人から回答を得た政策アンケートのなかで、関連の質問を設けていました。

 市がそうした場の設置を試行することに対する考えでは、60%の人が「積極的に進めるべき」「まずは試行し、効果を見ながら進めるべき」と賛同しました。

 否定的な選択肢の「必要性は理解できるが、既存の活動や施設利用の充実を優先すべき」や「財政負担や人員体制を踏まえ、慎重に検討すべき」「必要性をあまり感じない」を選んだ人は28%でした。

 設置する場合に特に重視する環境を、8つの選択肢を挙げて3つまで答えてもらったところ、「気軽に立ち寄り、安心して過ごせる」が最も多い62%の人が挙げました。

 次いで「スマートフォン、パソコンが使いやすい」が44%。「友人同士で交流したり、自由に過ごせる」が37%。「勉強や読書、調べものができる」と「企画や地域活動に挑戦できる」がそれぞれ35%などと続きました。

 ほかの質問で多かった主な回答は、場所について、学校や仕事の帰り、休日に立ち寄りやすく、公共交通の利便性が求められ、また、鹿角の仕事、暮らし、地域課題への関心や、若者の若者の挑戦や企画参加につながることへの重視などがありました。

 鹿角市政策企画課では、「市の取り組みへの応援、特に若い世代で期待が大きく、機運の醸成が整っているとみている。実証実験を重ね、具体化させていく」としています。

 市は昨年度に続く実証実験として今月7日から3日間、花輪の複合施設「交流プラザ」に、学習、交流、対話、デジタル体験の4つのスペースを設置しており、現在、成果を検証しています。