「毛馬内の盆踊」待ち遠しい企画展 鹿角市

「毛馬内の盆踊」待ち遠しい企画展 鹿角市

 踊る人を夢中にし、見る人を魅了する鹿角市の伝統芸能「毛馬内の盆踊」。ことしの開催が迫るなか、おひざ元の2つの施設で企画展が行われていて、待ち遠しくさせています。

 毛馬内柏崎の市の博物館「先人顕彰館」の企画展では、毛馬内の盆踊の最も代表的な衣装が、入り口を入ってすぐの場所で来館者を出迎えています。

 毛馬内の衣装は、盆踊りで一般的に用いられている浴衣ではなく着物を着るのが特徴で、展示でも男性用の黒紋付きの着物、女性用の留めそでなどを紹介しています。

 また衣装を着せた人形の資料からは、晴れ着の華やかさと、踊りのしなやかさが伝わってきます。

 施設では、「毛馬内の盆踊は、戦勝を祝う踊りからやがて、町の人たちのものに替わったが、風俗的な面で全国の盆踊りが禁止されていた時期も続いていたとみられ、正当性がうかがえる。踊りの様式美、上品さはほかの盆踊りに比べ格別だ」と分析しています。

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 いっぽう市の十和田図書館では、毛馬内の盆踊にちなんだ蔵書や資料を展示しています。

 並んでいる蔵書には、図鑑や歴史書などのほか、盆踊りの主催者が発行した古い記念誌など貴重なものもあります。

 展示資料のうち一枚の古い写真は、撮影された年代は分からないそうですが、踊りの輪には現代と比べものにならないほど大勢が並び、その後ろに二重、三重の見物者の人垣が見られ、大勢を夢中にさせていた様子が伝わります。

 施設では、「毛馬内の盆踊の歴史や特長を本で知って、地元に世界的に貴重な踊りがあることをあらためて感じてほしい」としています。

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