中学生の留学体験、定員超える希望 鹿角市と鹿角高校

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 鹿角高校に県外からも生徒を呼び込もうと鹿角市が行う中学生向けの留学体験に、定員を超える応募があったことが分かりました。

 市は少子化のなかでも地域唯一の高校、鹿角高校を存続させようと、魅力化の取り組みを今年度に本格化させていて、留学体験はその一つです。

 居住地に関わらず、希望する高校で3年間過ごせる全国的な取り組み「地域みらい留学」を来年度から行うことにしており、そこにつなげる狙いです。

 中学2年生と3年生を対象に、インターネット上で5月下旬から6月上旬まで募集したところ、定員の10人を上回る14人の応募がありました。居住地はほとんどが首都圏で、最も遠くは兵庫県でした。

 募集要項では、学校の特徴として、希望する学びを深められるコースがあることや、オリンピック選手も輩出した部活動が複数あることなどが示されたほか、高校生たちが祭りの屋台で演奏していることなど、地域との関わりが深い点も紹介されました。

 応募者の声には、「行ったことがない地域で見識を広めたい」「お祭りに参加したい」「鹿角に親戚がいる」などもあったということです。

 学校自体の魅力はもちろん、地域との関わりにも目を向けている中学生がおり、鹿角高校と鹿角市が生徒を呼び込める力があらためて示された形です。

 鹿角市教育総務課では、「鹿角高校、鹿角市に興味をもってもらえていることが喜ばしい。フォローアップを続けて入学につなげたい」としています。

 応募者が定員を超えたことから、申し込みの理由や実現性をもとに参加者が10人にしぼられ、今月18日から2泊3日で、宿泊費と体験費を無料にして招かれ、学校の見学、生徒との交流、祭りへの参加などが行われます。

 鹿角高校では開校したおととし以降、入学者の定員割れが続いていますが、入学者のうち15%以内とする県外枠について、地域みらい留学の制度を活用することで、30%以内に引き上げることができるということです。