「二十祭」で24人が新たな一歩 小坂町

「二十祭」で24人が新たな一歩 小坂町

 小坂町のはたちを祝う催し「二十祭(にじゅっさい)」が開かれ、出席者たちが大人としての一歩を踏み出しました。

 古里が誇る国重要文化財の観光芝居小屋「康楽館」で12日に開かれた式典には、平成17年4月2日からの1年間に生まれ、小坂中学校を卒業した31人のうち、77%にあたる24人が出席しました。

 中学3年生の時にコロナ禍が始まり、修学旅行などの学校行事を急に失うなどした世代です。

 式典で細越町長は、「社会人としてますます予測困難な事態が起こると思いますが、コロナ禍を生き抜いた皆さんは、変化に柔軟に対応する力や人を思いやる心で、どんな壁も乗り越えられる。夢に向かって力強く歩んでほしい」と呼びかけました。

 また当時の中学校長など恩師たちが招かれており、「大人になった皆さんを見て、涙が出るほどうれしい」などと述べました。

 実行委員長を務めた、小坂町に住む会社員、池田靜奈(せな)さん(20)はあいさつで、「学生時代にともに過ごした時間や築いたつながりは、前へ進む力になっている。それぞれ自分らしく歩みを進めていく」と述べました。

 また新成人のなかには、ノルディックスキーのワールドカップ日本代表を去年務めた成田絆(あつし)さん(21)もおり、「夢はオリンピックでメダルを獲得すること。皆さんもそれぞれの夢や目標へ、自分も夢に向かって、挑戦を続ける」と決意を示しました。

 出席者たちはスーツやドレスを着ていて、式のあとの記念撮影は華やかなものになっていました。

 出席者たちが生まれた平成14年度には、康楽館と旧小坂鉱山事務所が国重要文化財に指定されたほか、十和田湖での温泉の利用開始、ひめますふ化場の改修、竣工などがあり、観光に弾みがつくなどしていました。

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