求人倍率、4カ月連続1.1倍切る 鹿角の労働市場

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 鹿角市と小坂町の管内の労働市場は、求人の抑制傾向から、有効求人倍率が4か月連続で1.1倍を切る低い水準となっています。

 ハローワーク鹿角の6月末時点のまとめによりますと、企業からの求人は、およそ25年ぶりの少なさとなった前の月からは14人増えたものの、4か月連続で600人を下回る575人となりました。

 対して仕事を求めた人は547人で、前の月から15人減りました。

 これらにより、仕事を求めた人一人に対し企業からの求人が何人あったかを示す有効求人倍率は、前の月から0.05ポイント上がりましたが、1.05倍と、4か月連続で1.1倍を切る低い水準となりました。

 これについてハローワークでは、「離職者の雇用保険の受給が終わったことで、有効求人倍率がことし1月以来の上昇となったが、前の年に比べ低く、新たな求人も減っていることから、管内の求人の抑制傾向は続いていると言える」と分析しています。

 ただ、紹介件数、就職件数とも前の年から減っているものの、紹介件数に対する就職件数の比率でみた場合、過去4年間でも最も高くなっていることから、ハローワークは、「企業側の採用意欲が衰えているわけではない」とみています。

 いっぽうで、先月以降、管内では事業所の閉鎖や事業の縮小による解雇の発生が複数出ています。

 ハローワークでは、「例年であれば離職者の雇用保険の受給終了に伴い求職者数がゆるやかに減り、有効求人倍率が上がっていくところだが、解雇発生による求職者の増加で、例年と異なる状況が見込まれる。中東情勢の影響も続いており、状況を注視している」としています。