おすすめの本を持ち寄り、紹介し合う「ビブリオスピーチ」などと呼ばれる催しを小学生たちが体験するワークショップが鹿角市で開かれ、参加者たちがその楽しさにふれました。
これは、秋田県教育委員会が昨年度に始めたもので、今年度も県内3か所で企画され、2日には鹿角市の複合施設「コモッセ」で開かれました。
参加した鹿角市や大館市などの小学生9人は、地元の中学生などのお手本を見たあと、図書館へ行き、外国文学やフィクション、絵本など、お気に入りの本を選びました。
そして、中学生や地元の読み聞かせグループの人などからアドバイスを受けつつ、選んだ理由やあらすじなどをメモしました。
発表は5人程度ずつのグループ内で行い、「この本を読むと、こんな気もちになれます」とか、「私がどきどきしたところは、こんな場面です」などと紹介していました。
なかにはクイズを交えたり、質問を受けたりするなど、発表を聞く人をより楽しませるための工夫をしている児童もいました。
参加した小学3年の男子児童は、「物語や伝記が好きなので、その本の面白いところをみんなに知ってほしい。面白いところはここですと、しっかり伝えたい」と話していました。
秋田県・北教育事務所の渡辺智一主任社会教育主事は、「読書は静かな活動と思われがちですが、冒険的な要素も含んでいます。自分から進んで本と出会い、良さを発見することが大事なので、読書という地図を広げて楽しんでほしい」と話しています。

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