国立公園に指定されてちょうど70年の八幡平をテーマにした企画展が鹿角市の図書館で行われていて、魅力や歴史を紹介して来訪を誘うなど、夏休みにぴったりの内容になっています。
この鹿角市毛馬内の市の図書館の企画展では、八幡平の美しさの象徴である自然や植物に関する図鑑、写真集、ガイドブックなどが並べられ、来訪を誘っています。
また八幡平開発の祖とも言われる関直右衛門の伝記があり、登山道の整備や観光道路の開発、国立公園指定に向けた運動に奔走したことが分かります。
さらに、その関がジャーナリスト、杉村楚人冠を案内している最中に杉村が落馬して大けがをしますが、関はこれも絶好のPRの題材、ユーモラスな旅の記念と位置づけ、落馬の現場に記念碑を建立したことも書かれています。
いっぽう、その杉村の随筆、小説も展示されていて、明治43年発刊のものなど、日ごろ特別室で保管している貴重なものですが、それらがこの図書館の礎を築いた、立山弟四郎の収集した本であるという余談にもふれられます。
企画展ではほかに、八幡平をガイドしているビジターセンターの、自然の中で遊ぶ催しの紹介や、センターのスタッフのおすすめの本なども並んでいます。
訪れていた大館市の40代の男性は、「70周年を発信するいい企画だと思います。八幡平の魅力が伝わってきます」と話していました。
十和田図書館では、「せっかくの夏休みなので、展示している本を見て、八幡平に行っていやされてほしい」としています。








