鹿角市は大学がない現状の打破で取り組んでいるサテライトキャンパス構想で、新たにデジタルサテライトキャンパスという手法を導入し、実証実験を行うことにしました。
市は地元に大学がないハンディキャップを補おうと、サテライトキャンパスを誘致して、地元の若者が市外に出なくても大学の学びが得られるようにしたい考えです。
その足掛かりとして、交通費などの補助や研究の支援などを呼び水にして、各地の大学の研究を誘致しており、これまでに7校が、数日から数週間程度の滞在、研究をしています。
その呼び込みを通年に延長し、サテライトキャンパスに成長させるという構想ですが、昨年度末に新たに、オンラインを活用したデジタルサテライトキャンパスという視点も加えました。
目標として、鹿角で暮らす人がオンラインで首都圏などの大学の講義を受けるスタイルを見すえていますが、将来的には、首都圏などの大学生が鹿角を訪れているなかで、オンラインで大学の講義を受ける形もイメージしているということです。
スタートの今年度は、研究の誘致を最も長い8年前から行い、6年前には包括連携協定を結んでいる武蔵野大学との実証実験が行われます。
鹿角側で武蔵野大学のオンライン授業を受けるという取り組みで、鹿角で暮らしながら大学の学びを得られる環境の可能性が検証されます。
笹本市長は、「デジタルサテライトキャンパスの方が早く実現できる可能性があるので、まずはそこに力を入れる。様々な方向性、突破口で模索できるように、これまでの大学以外の接点も含めアンテナを広くしている」と話しています。
武蔵野大学との実証実験は、デジタル技術を活用した学びのほか、若者の居場所づくりなど4つの取り組みがあり、来月7日から3日間、花輪の複合施設「交流プラザ」で、市民体験型で行うことから、市は「中高生など多くの若い人に来てほしい」と呼びかけています。
03
(写真はクリックすると見られます)







