秋田県中学校総体の剣道大会で初となる、クラブチームからの優勝を鹿角市の道場の剣士が果たしました。
第75回秋田県中学校総合体育大会剣道大会が今月18日から2日間、秋田市の県立武道館で開かれました。
19チームの44人が出場した男子個人戦で、鹿角市の楓凜舘(ふうりんかん)鹿角道場の3年、佐藤玲陽(れお)主将が、トーナメント戦の5試合すべてに勝ち、頂点に立ちました。
大会には中学校のほか、一昨年度からクラブチームの出場が認められていて、クラブチームからの優勝者は初めてだということです。
また鹿角の中学生が全国大会の出場権を得るのも、初めてです。
佐藤主将はこれまでの県大会個人戦での最高位、2回戦進出から大きくステップアップしており、「振りが大きかった弱点や、間合いの詰め方を一年間鍛えてきた」と話します。
全国大会に向けては、「自分の間合いにもっていく剣道をしっかりやりたい。道場のみんな、秋田の代表という思いも込めて戦いたい」と意気込んでいます。
さらに楓凜舘鹿角道場は、3年、菅野敬(かんの・けい)選手が5位、また団体戦で3位にそれぞれ入り、それぞれ東北大会への出場を決めました。
様々な競技で、少子化で選手が減るなか、剣道は特に少なく、学校単位では充実した練習ができなくなったり、団体戦のチームが組めなくなったりしています。
小中学生が所属する楓凜舘鹿角道場には、市内に4つある中学校のすべてから選手が集まっており、貴重な受け皿になっている形です。
道場の石坂雄太代表(37)は、「選手が少ない小さいまちでも、一生懸命にけい古すれば全国大会に行ける道筋をつくれた。大会遠征費のためのクラファンを立ち上げるなど、課題を一つ一つクリアしていきたい」と話しています。

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