鹿角高は3部門と運営約20人が参加へ あきた総文

鹿角高は3部門と運営約20人が参加へ あきた総文

 文化部のインターハイとも言われる全国高校総合文化祭が間近に迫り、出場、発表や、スタッフとして参加する鹿角市の鹿角高校の生徒たちも準備に余念がありません。

 全国高校総合文化祭は50回めのことし、45年ぶりに秋田県で開かれ、26日から1週間にわたり、22の部門の大会、発表会に、全国の高校生およそ2万人が参加します。

 全校485人の鹿角高校からは、演劇部の10人、伝統芸能同好会の6人、科学部の2人が出場、発表するほか、スタッフとしておよそ20人が参加します。

 演劇部は30日から3日間、大館市で開かれる全国高校演劇大会で、去年11月の県大会で最優秀賞を受賞した作品「きおくのき」を発表します。

 介護と家族の絆を描いた難しいテーマの作品ですが、2年、兎澤柑奈(かんな)部長は、「初見の1年生たちの反応を取り入れたことで、役者の動きやセリフの発し方などが、より見た人に伝わるものにできた」と手ごたえを示します。

 そして、「やるからには最優秀賞を取りたい。しっかりとテンションを上げて、楽しみながら演じたい」と、頂点を見すえています。

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 伝統芸能同好会は28日から3日間、湯沢市で開かれる大会で、去年の全県の発表会で優秀賞を獲得した鹿角市の伝統芸能「毛馬内の盆踊」を演じます。

 3つの曲とも、歌、踊り、太鼓、笛のすべてを6人で役割分担している難しさも伴いますが、2年、青山海翔(かいと)部長は、「3曲それぞれでまったく違う雰囲気なので、しっかりめりはりを出したいし、それができれば武器になる」と考えています。

 地域の人たちから指導を受けている強みもあり、「時間をつくってもらって感謝しているし、毛馬内の盆踊の魅力を全国に広めて恩返しにしたい」と思いを込めています。

 科学部は29日から3日間、秋田市で開かれる自然科学部門の発表で、去年11月の全県大会で優秀賞を受賞した研究発表を披露します。

 化学反応で人工ルビーを作る研究を部員6人で磨いてきており、発表に立つ一人、3年、湯瀬瑠花(るか)部長は、「なるべく大きなルビーを作る工夫ができた。聞いた人たちが、科学って面白いと思ってくれたらうれしい」と話しています。

 一緒に発表する2年、近江(おおみ)あかり副部長も、「重要な点を分かりやすく、かつ強調する発表に仕上げられた。本番も、頭の中で整理しながら話す」とイメージしています。

 いっぽう、手を挙げた全県の高校生たちで組織する生徒実行委員会では、3年、田中竜希(りゅうき)さんと、2年、大里結香(ゆうか)さんが準備を続けてきました。

 この2年間、列車で秋田市に通い、広報活動の準備をしてきた田中さんは、「大勢に知られていない場をどうアピールするかに苦労した。高校生が主役の大会なので、高校生に盛り上げてもらえるように、SNSを使ったり校内で紹介してきた」と話します。

 本番は交通整理や総合開会式の照明を担当する予定で、「出場する人たちが全力を出せるように、大会がスムーズに進むように頑張りたい」と意気込んでいます。