夏休みの宿題を地域の大人が応援 鹿角市

夏休みの宿題を地域の大人が応援 鹿角市

 夏休み中の子どもたちの勉強を地域の大人たちが応援する教室が鹿角市で始まり、地域ぐるみで子どもたちを応援しています。

 この教室は、子どもの教育に地域の力を活用しようと、鹿角市教育委員会が6年前から続けているものです。

 市内の小中学校の夏休み初日の23日、八幡平市民センターには、宿題を手にした小学1年から6年までの児童およそ40人が集まりました。

 この日のサポーター役の大人は6人で、元教師や、学校で学習指導員をしている地元の人たちです。

 子どもたちが算数や国語のワークブックを広げて自習するなか、サポーター役の大人たちが見て回りながら、必要な児童にていねいに教えていました。

 参加した八幡平小4年の女子児童は、「学校の授業と違って、自分のスピードで勉強できるので、来てよかった。教えてくれる人たちがとても優しいです」と話していました。

 またサポーター役を務めた40代の女性は、「夏休みに入ったばかりで遊びたいのに、頑張っている姿を見ていると、こちらも元気をもらえます。学校と違う場所での勉強ということで、やる気も違うのではないでしょうか」と話していました。

 教育委員会によりますとこの教室をとおして、子どもたちが地域の大人やその応援する姿を知る機会になっているほか、サポーターの人たちには子どもとの接点が喜ばれているそうです。

 教室を主導する「地域学校協働本部」の田中覚(さとる)会長(71)は、「子どもたちが地域の人たちに応援してもらっていることを感じて、将来、地域のことを考えることができる大人になってくれたらうれしい」と話しています。

 この教室「かづの未来塾」は、来月7日まで市内各地区を巡って6回開かれ、小中学生が随時参加できます。

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