盛岡周辺に住む人たちに、花輪線の乗車と鹿角市の魅力をセットで提供するミニツアーが、3年めのことしも申し込みが殺到する人気ぶりとなっています。
このミニツアーは、花輪線の利用促進と、新たな鹿角ファンづくりを目的に、市が一昨年度に本格スタートさせたものです。
大勢が住み、線路でつながっている、盛岡やその周辺に住む人をターゲットにして、鹿角や近隣の魅力を楽しむ機会を提供しています。
昨年度までにモモ狩りやスノーシュー体験など、年間に6つずつのツアーが企画されましたが、主催者によりますと、これまで2年間のすべてのツアーで申し込みが定員の30人程度に達するとともに、受け付け開始に売り切れる人気ぶりです。
3年めの今年度も初回の企画の申し込みを募集したところ、30分で完売したということです。
ことしの初回は、小坂町の鉄道のテーマパークで寝台特急の車両に宿泊する体験や、観光芝居小屋での芝居の観劇、温泉入浴などをする内容です。
普段の自家用車と違った観光ができるも人気の理由に挙げられていますが、利用者の大勢が口にしているのが、1日、もしくは2日のツアーのなかで、鹿角自慢の食、温泉入浴、体験などが盛りだくさんに詰め込まれている点です。
リピーターが増え続けている点からも、そうした、大手旅行会社では気づきにくい地元の体験を提供できる着地型旅行商品が高く評価されている表れです。
事業を受託している「かづのDMO」では、「一般的な観光ツアーには少ない若い人たちを含め、様々な年代が楽しんでくれている。花輪線で鹿角に遊びに来るきっかけをつくっていく」としています。
ツアーは今年度も、モモ狩りやスノーシュー体験など6回の実施が予定されています。







