鹿角市のブランド豚肉「八幡平ポーク」が、国の保護制度「地域団体商標」に登録され、関係者が市に報告しました。
地域団体商標は、地名と商品名から名づけられた地域ブランドを保護する国の制度で、登録者以外は名のれなくなるため、品質の保証や知名度の高まりにつながるとされています。
八幡平ポークは鹿角市など9つの農場で生産されていて、中心を担う八幡平ポークグループだけで年間でおよそ16万頭を出荷しています。
健康管理の数値化や、専用の診療所、獣医の配置などによる高い品質を売りにしていて、3年前の国内最大級の豚肉のコンテストでは見た目、食味の良さから最優秀賞を受賞しました。
知名度が高まるなか、正規の商品以外のものが見られていたとし、養豚業者や販売業者らで協同組合をつくり、特許庁に出願していた商標が、先月18日に登録されました。
八幡平ポークが登録された時点で、豚肉の登録は全国唯一で、ほかの品目では秋田県内に12件、鹿角市には「比内地鶏」があります。
関係者たちが21日に市役所を訪れ、念願の登録を報告しました。
協同組合の理事長で八幡平養豚組合の阿部正樹代表(58)は、「健康で安全な豚肉を育てることが、おいしい豚肉の基本と思っている。地域ブランドとしての責任を胸に、地域の皆さんにますます喜んでもらえる豚肉を生産していく」と述べました。
また出願に携わった弁理士は登録されたポイントの一つとして、「八幡平ポークという名称が東北各県や首都圏にも認知されている」と説明しました。
報告を受けた笹本市長は、「地元に愛され、観光客にも、お歳暮で手に取った人にもおいしさが認知されている。引き続き全国においしさと感動を届けてください」と期待しました。

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