自宅で暮らす高齢者を市民が手助けし、実績に合わせて活動費を受け取るボランティア制度がある鹿角市で、喜びの声が広がっています。
市社会福祉協議会が市から委託を受け行っているこの事業は、登録された市民が高齢者の自宅を訪れ、買い物やごみ出しなどをして、30分の活動につき350円を受け取っています。利用者側の利用料は30分につき100円です。
導入からおよそ9年経った13日時点で登録者の数は、利用者がおよそ20人。対するボランティアは60人あまりですが、実際に活動している人は15人程度だということです。
協議会によりますと利用者からは、「身の回りのことで、できることが増えてありがたい」とか、「話し相手が来てくれてうれしい」などと喜ばれています。
またボランティア側からも、「困っている人を助けられてうれしい」とか、「自分たちの生きがいにもなっている」などの声があり好評です。
14日には、ボランティアに関心をもつ人を対象にした講習会が花輪の「コモッセ」で開かれ、活動では、利用者が自立できるように支援することや、相手の気もちを尊重すること、自身の生活に無理のない範囲で活動することなどが呼びかけられました。
受講していた60代の女性は、「両親が介護をしてもらいながら亡くなったので、自分もだれかのために少しでも手伝いたいと思って、来ました。呼んで良かったと言ってもらえるように活動したい」と話していました。
運営する鹿角市社会福祉協議会では、「ボランティアが足りていないですし、なるべく近距離の人同士でマッチングするために担い手を増やしたい。お互いさまと思える社会をつくりたい」としています。
ボランティアの申し込み、講習の依頼は随時受け付けられています。お問い合わせは社会福祉協議会(電話23・2165)へお寄せください。

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