県管理道路の検討「住民の声聴いて」 鹿角選出の県議

県管理道路の検討「住民の声聴いて」 鹿角選出の県議

 秋田県は、県が管理する道路について廃止を含めたあり方の検討を進めています。鹿角地域選出の県の議員たちからは、住民の声を十分に聴くよう求める声が出ています。

 県は人口減少のなかで道路を同水準で維持していくことが困難だとし、維持管理の在り方を検討しています。

 対象の抽出では、県が管理する国道や県道のうち、沿道の人口がゼロ、病院や行政施設へのアクセス、う回路の有無、交通量などで評価しました。

 その結果、180キロあまりについて、廃止または、除雪や草刈り、補修などの維持管理レベルの引き下げを、また150キロあまりで冬の管理レベルの引き下げをそれぞれ検討することにしました。

 鹿角管内の対象は、廃止または維持管理レベルの引き下げの検討が、比内大葛鹿角線の1.6キロと、田山花輪線の9.8キロの2路線。

 冬の管理レベルの引き下げの検討が、大更八幡平線、通称アスピーテラインの10.8キロ、田代平大清水線の9.1キロ、雪沢十和田毛馬内線の2区間あわせて3.9キロの3路線です。

 13日夕方に開かれた鹿角地域選出の県の議員2人と、県鹿角地域振興局の幹部職員の懇談会では、県側がこの件について、「今後、地域の実情に配慮しつつ、関係する皆さんと意見交換を重ねながら丁寧に対応していく」と説明しました。

 議員側からは、「住民の意見を十分聴いて進めてほしい」とか、「住民感情を考えれば、単に交通量が減ったからやめるという進め方は疑問だ」などの声がありました。

 これらに対し県側は、「使っている人の数、用途をくみ上げることから始める。コンセンサスを得ながら進めたい」「なぜ必要かを説明し、ていねいに進めたい」などと答えました。

 いっぽう県側は、隣県と接している道路について、「隣県の意見ももらいながら進めなければいけないと思っている」とし、また市への移管の可能性については、「市町村も同様に厳しい状況であり、本庁では移管は考えていないようだ」などと説明しました。

田山花輪線
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比内大葛鹿角線