奥山の木が育っていない草地を森に戻そうという植樹祭が鹿角市で行われ、植物、動物の回帰を参加者たちが願いました。
市街地の東およそ6キロの、山の上にある花輪上沼では、森を開墾して牧場が造られ、25年ほど前に役目を終えましたが、風が強いことなどから木が育っていない場所が多くあります。
このため、木を植えて森林に戻し、植物、動物の生態系を取り戻そうと、おととしから市の植樹祭の会場になっています。
13日ははじめに花輪東山のトレーニングセンターで開会式があり、市民のほか、自然の会、企業などからおよそ70人が集まりました。
あいさつで笹本市長は、「牧野としての役目を終えた草地に、原生林に近い木を植樹します。自然の素晴らしさや大切さをあらためて感じてください」と述べました。
参加者たちは車に乗って会場に移り、およそ10アールの草地に、ブナやミズナラなど250本を植えました。
50センチから1メートルほどの苗を掘った穴に入れると、ていねいに土をかけていました。
参加した50代の男性は、「あいにくの雲のなかですが、山の上はすがすがしい。風が強くて、木が育つのは難しいかもしれませんが、しっかり育ってくれたらいい」と話していました。








