幼児たちに郷土自慢のおはやしにふれてもらおうと、鹿角市の「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」の担い手たちが保育所を訪れ、体験できる催しを開きました。
これは、少子化で祭りに参加する子どもが減るなか、魅力にふれて、入り口にしてもらおうと、祭りを運行する協議会が行ったものです。
これまでに小中学校などでの開催はありましたが、保育所は初めてで、協議会のメンバーなどおよそ10人が8日に花輪さくら保育園を訪れました。
園児たちは花輪ばやしで使う楽器を当てるクイズを楽しんだあと、太鼓の叩き方を教わり、単純な構成の曲を使って、交代で演奏を体験しました。
初めてばちを持った園児もいましたが、さすがはお祭りのおひざ元です。すでに演奏ができる子が多くいたほか、初めての子どもたちも、あっという間にできるようになり、夢中でたたき続けたり、笑顔で楽しんだりしていました。
最後は本番さながらに太鼓や踊りで盛り上がり、「楽しかったですか」と問われた園児たちは、「はーい」とご機嫌な様子で返事をしていました。
実はこの保育所では長年、園児たちが遊びのなかで花輪ばやしを楽しんでいて、夏が近づくと自然とおはやしをまねる子どもたちが出てくるということです。
体験した6歳の女の子は、「お兄さんたちの真似をして太鼓をたたいたら、どんどん楽しい気もちになりました。お祭りでもやってみたい」と笑顔を見せていました。
主催した花輪ばやし若者頭協議会の柳舘政利会長(39)は、「子どもたちが、ものすごい熱量で楽しんでくれていたので、来てよかった。本番の参加につながってほしい」と期待しています。

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