【詳報】プレハブ流出や護岸崩壊など 大雨で鹿角地域

【詳報】プレハブ流出や護岸崩壊など 大雨で鹿角地域

 鹿角地域は12日まで大雨に見舞われ、プレハブが川に流されたり、川の護岸が崩れるなどの被害が出ました。人的被害の報告はありません。

 気圧の谷などの影響で鹿角地域は、11日昼すぎに降り始めた雨が12日も断続的に降り続き、12日朝には局所的に激しい雨が降りました。

 日本気象協会によりますと12日午後5時までの24時間に降った雨の量は、小坂町藤原で137.5ミリ、鹿角市花輪で94.5ミリでした。

 雨の勢いは12日夕方には弱まり、鹿角市、小坂町とも警戒態勢を解いたり、レベルを下げました。

 鹿角市によりますと12日午後5時までの時点で15件の被害の報告があり、そのほとんどが十和田地区です。

 毛馬内下小路上では汁毛川の護岸が崩れ、プレハブ1棟が流されたほか、住宅のすぐそばまで川が迫り、周辺に住む人たちが避難しました。

 近くに住む70代の男性は、「けさ、川の水が急に増えていったので驚いた。おととしも大雨の被害があったので、またかと気がめいっている」と話していました。

 市内での被害はほかに、住宅裏ののり面の崩落や、田んぼへの川水、流木の流入などです。市が一時、住宅の床下浸水が2件あったと発表していましたが、浸水の恐れの誤りでした。

 十和田と大湯の市民センターに設けられた自主避難所には、2世帯、3人が一時身を寄せました。

 また市内では、瀬田石と毛馬内川原などのあわせて22軒で停電があったほか、鹿角地域の小学校の野球大会が雨のため順延されました。

 いっぽう小坂町では、山の中ののり面の崩落が2件報告されたほか、国道282号の青森県境近くで路肩が崩落し、片側通行の措置がとられています。

(写真はクリックすると見られます)