小坂町の金融機関の管理者と職員が特殊詐欺の被害を防いだとして、警察署の署長から感謝状が贈られました。
今回感謝状が贈られたのは、小坂郵便局の局長、川口広樹(ひろき)さん(56)と、局員の松岡涼羽(すずは)さん(20)の2人です。
2人と警察によりますと、先月9日に郵便局を訪れた町内の60代の女性が、還付金の申請を代行する弁護士に携帯電話へのメッセージで指示されたとし、利用限度額を上げるよう局員に求めたということです。
話しを聞いた松岡さんがメッセージを見せてもらい、詐欺を疑い、状況を伝え聞いた川口さんが警察に連絡するなどし、特殊詐欺の被害を未然に防いだということです。
感謝状の贈呈式が10日、鹿角警察署であり、木川達也署長は、「声を掛けてもらうことが一番大事であり、被害の防止は皆さんのおかげです」と感謝しました。
この郵便局が特殊詐欺の被害を防いで感謝状を受け取ったことはこれまでにもあり、日ごろから来局者との会話や様子の変化などで不審に思ったら、声を掛けるように申し合わせているということです。
また、警察を呼ぶことを告げると嫌がる人もいることから、今回、川口さんは、「警察を呼びますが、なにもなければ手続きができます」とていねいに声を掛けて、応じてもらったということです。
松岡さんは、「女性の財産を守れてよかったです。これからも、少しでも変だなと思ったら上司に相談したい」と話していました。
また川口さんは、「水際で防ぐことが我々の仕事だと思っています。これからも注意して対応していきます」と話しています。

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