鹿角市がカーボンニュートラル達成をめざす業務を支えてきた外部人材のマネージャーが、任期を終えて退任しました。鹿角のポテンシャルを手応えに、エールを送っています。
市のカーボンニュートラル推進マネージャーを務めていた、前原充宏さん(59)です。
市が国より20年早い2030年までのカーボンニュートラルの達成をめざすなか、環境省などでのキャリアを生かしてもらおうと専門ポストを用意し、先月いっぱいまで2年9か月間務めてもらいました。
任期中、市の第三セクターの電力小売会社の経営支援のほか、市民の再エネ電気の導入や切り替えの支援などに取り組んできました。
そのうち電力小売会社の支援では右肩上がりの契約、売り上げに貢献し、また市民の脱炭素行動を促す成果も多く、地元ラジオ局への番組出演ではていねいな解説が好評でした。
30日の任期最終日に笹本市長を訪れ、「脱炭素の促進には地域のニーズを知ることが重要であり、いろいろな接点をもたせてもらって、取り組みに生かせました」などと成果を報告しました。
笹本市長は、「自ら市内に足を運んで得た情報をもとに取り組んでもらった。市民に、自然エネルギーを使って得したな、後世に引き継ぐことが必要だなと実感してもらうことが重要であり、参考になりました」と感謝していました。
前原さんは今月から八戸市で再生可能エネルギーの普及役を務めるとともに、鹿角市の電気小売会社の取締役を続けることになっています。
退任にあたり、「鹿角は地熱、水力、風力がそろって豊富にある、全国にない魅力をもっている。市民が経済的な恩恵を得るとともに、人や会社を呼び込んだり、電気を外に買ってもらって外貨も獲得できる。いい循環をつくっていけるといい」と展望しています。

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