ことし冬の大雪で果樹栽培に甚大な被害が出た鹿角市で、行政の支援策の説明会が開かれ、植え替えや未収益期間に対するメニューなどが示されました。
鹿角市によりますと被害は、せん定で回復させられる小規模を除く中規模以上のものが、リンゴとモモの木のおよそ23%にあたる2万4千100本あまりに及び、被害額は1億4千500万円程度にのぼっています。
市内で果樹農家の高齢化が進むなか、これまでも災害を機に農業をやめてしまうケースがあり、市は支援事業を使って営農を続けてもらおうと、6日の昼すぎと夜の2回、説明会を用意しました。
午後2時から花輪の「コモッセ」で開かれた説明会には、農家や協同組織の担当者などおよそ40人が集まりました。
そして市の職員が、市、県と国が設けた、植え替えや木の修復、薬剤の散布、未収益期間の農薬代などに対するメニューをそれぞれ説明しました。
また終了後には個別の相談にも応じ、農家ごとの対応などがアドバイスされていました。
花輪でリンゴを栽培している60代の男性は、「幹も枝もかなり折れたので、減収は必至で、どうしたらいいだろうと悩んでいる。いくらでも助けてほしい」と話していました。
説明会ではこのほか、市のふるさと納税の返礼品でリンゴやモモの人気が高いなか、雪害で果実の確保が難しくなる見とおしもあり、市が提供への協力を求めていました。
鹿角市農業振興課では、「リンゴ、モモは鹿角市を代表する特産品であり、守らなければならない思いで支援策をまとめた。活用してもらい、営農を継続してほしい」としています。

(写真はクリックすると見られます)







