鹿角市と小坂町の管内の労働市場は、企業側の先行きの不透明感から、求人数がおよそ25年ぶりの規模まで減っています。
ハローワーク鹿角の5月末時点のまとめによりますと、企業からの求人は前の月から31人減って、561人となりました。
管内の求人が570人を切ったのは、24年7か月前の平成13年12月以来です。
ハローワークでは、「人口減少や高齢化、物価上昇や人件費の高騰、それに中東情勢に伴う影響の拡大など、先行きが見えないことへの不安感が、求人提出をためらわせている」とみています。
対して仕事を求めた人は562人で、前の月から28人減りました。
これについては、「離職者の雇用保険の受給終了に伴って、減少した」としています。
これらにより、仕事を求めた人一人に対し企業からの求人が何人あったかを示す有効求人倍率は、前の月と同じ1倍ちょうどとなりました。
前の月には、この水準が11年ぶりに1倍ちょうどまで下がっていました。
ハローワークは低水準を受け、「高卒求人にも同様の動きがあるのか、状況を注視している」としています。







