鹿角市内が路線価から除外 地価の下落など受け

鹿角市内が路線価から除外 地価の下落など受け

 国税庁が公表している路線価で、鹿角市の中心部がことしの発表から除外されました。近年の地価の下落などが影響しています。

 路線価は相続税などの計算で基準にされるもので、1月1日時点の評価額が、毎年7月1日に公表されています。

 鹿角市の中心部は去年まで路線価の対象になっていましたが、ことし除外されました。

 理由について仙台国税局は、「近年の土地の利用状況や地価の推移などを踏まえた」としています。 

 鹿角市内で路線価が最高額だった鹿角市花輪下中島の「駅前中央通り」は、中核病院が郊外に移転した平成22年ごろから路線価が急落しました。

 その後、跡地に大規模な複合施設がオープンするなどしていますが、下落傾向に歯止めはかからず、去年の発表では、その15年前のおよそ4割の規模となっていました。

 路線価の対象からの除外という、地域の評価に関わる今回の問題が、街づくりのあり方をあらためて問うものになっています。

 鹿角市の中心部が路線価の対象から外れましたが、市内のほかの場所と同様に、評価倍率が示されており、土地の評価額はそれを用いて計算できます。

 秋田県内で路線価が発表されているのは、12ある市のうち7つの市です。

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