夜に道に迷っていた高齢の女性を保護し、事故を未然に防いだとして、小坂町の女性に警察署長から感謝状が贈られました。
感謝状を贈られたのは、小坂町のパート従業員、佐藤幸子(さちこ)さん(42)です。
佐藤さんによりますと今月3日午後8時50分ごろ、車を運転して帰宅中に、赤信号の国道を横断する高齢の女性を見かけました。
不審に思い、Uターンして戻り、声を掛けたところ、名前やどこから来たかを答えられなかったため、警察に通報し、警察官が駆けつけるまで自身の車の中で保護していました。
女性は町内の福祉施設に入所していた80代の女性で、その後、無事施設に戻ったということです。
佐藤さんには、女性が赤信号で道路を渡っていたこと、気温が下がったなかで薄着だったこと、それに前の日に近くでクマの目撃情報があったことなどの気づきがありました。
そして何より、Uターンして女性のもとに戻り、声を掛けた点を警察がたたえており、警察によりますと、「不審に思っても通報は、1時間後とか、自分が家に帰ってからというケースが多い」そうです。
署長感謝状の贈呈式が25日に鹿角警察署であり、木川達也署長は、「女性がそのままであれば、寒さによる命の危険性や、事件、事故に遭っていた可能性もある」と指摘し、お礼を述べました。
佐藤さんは、「女性が事故に遭わなくて良かった」と振り返るとともに、「困っている人がいたら声を掛けようと、子どもたちにも教えています」と話しています。

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