花輪ばやしの「総決起大会」 鹿角市

花輪ばやしの「総決起大会」 鹿角市

 鹿角市の伝統芸能「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」の参加者たちによる決起大会が行われ、異例の一部の運行中止となった去年の分も盛り上げることを誓い合いました。

 去年は花輪ねぷたで初日開始時に強い雨に見舞われて、運行時間の変更や一部の行事の縮小があり、また花輪ばやしは2日めに警報級の大雨の予報があり、行事を大幅に縮小しました。

 花輪ねぷたと花輪ばやしを主催する祭典委員会の「総決起大会」と題した催しが19日夜、地元のホテルであり、関係者と来賓あわせ100人あまりが集まりました。

 祭典委員会の髙瀬幸広会長(70)は、「去年を経験した我々には、ことしにかける並々ならぬ思いがある。市民、観光客、関係者みんなの安全を第一にするよう準備を進めている」と現状を説明しました。

 そして、「世界的な文化遺産の祭りを、花輪の若者たちが実行します。伝統を守り、地域の安泰を願い、しっかりと執り行う」と意気込みを示しました。

 また、自身も運行を担う一人として卒業の年に臨んでいる笹本市長があいさつし、「あの時、安全を何よりも優先する決断をしたことは、花輪ばやしの伝統と誇りを守り抜く責任のある行動だった。私も盛り上げる一員として、全力で頑張ります」と述べました。

 続いて、運行を仕切る若者頭協議会に対し祭典委員会から、祭りの運行の一任を示す、提灯の受け渡しの行事などが行われ、参加者たちが祭りに向けて士気を高めました。

 この日資料で示された基本方針によりますと、ことしの花輪ばやし、花輪ねぷたとも例年同様の日程、行事で進められます。

 また去年のような異常気象を想定した対策に着手し、安全を最優先するとしています。

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