高校魅力化「中高生の意見反映を」 鹿角市議会

高校魅力化「中高生の意見反映を」 鹿角市議会

 鹿角市の6月議会は17日、常任委員会が開かれ、市が今年度本格化させる鹿角高校の魅力化事業の説明があり、議員からは中高生の意見も反映することなどが求められました。

 市は少子化のなかでも地域唯一の高校、鹿角高校を存続させようと、魅力化の取り組みを今年度に本格化させることにしていて、17日に開かれた議会の教育民生委員会で流れなどを説明しました。

 今年度はビジョンと実行計画を、地域の広い参画のもとでつくることとし、関係者による検討委員会と、広く意見を集めるためのワークショップを開く方針です。

 議員側からは、「住民や保護者の思いと、子どもが行きたいと考える学校の姿でずれがないように、中高生の意見を反映するべきだ」と提言されました。

 これに対し市側は、「中高生も参加するワークショップや、現在中学生に行っているアンケートで意見を吸い上げたい」と答えました。

 いっぽう市は、居住地に関わらず、希望する高校で3年間過ごせる「地域みらい留学」と呼ばれる制度にも参加する計画です。

 今年度はPRイベントに2度出展するほか、留学を検討している中学生を2泊3日で招くお試しツアーの実施を計画しています。

 これらに対し議員からは、「良い面だけを見せて、実際に来た時に失望して帰ってしまうことがないよう、メリット、デメリットの両面を見せるべきだ」と提案がありました。

 市側は、「高校でのオープンスクールで、高校生からの紹介がある」としたほか、「来年度以降は、オンラインでの個別面談も導入する」などと説明しました。

 市によりますと、市内の中学生の鹿角高校への進学率は、65%程度で推移しているということです。

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