クマ出没時の児童クラブ移動支援、前倒し 鹿角市

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 鹿角市はことし9月の開始を見込んでいた、クマの出没時に放課後児童クラブの利用児童をスクールバスで送り届けるなどの取り組みについて、出没が相次いでいるとして、前倒しして実施することにしました。

 鹿角市の小学校のうち3校は、放課後児童クラブの施設が学校から離れています。

 昨年度、学校の近くでクマの目撃があった際に、市や学校などが緊急的な措置として、放課後児童クラブに利用児童を送り届けていました。

 これを今年度は事業として設定し、当初予算に費用を盛り込んでいました。

 ただ、適用の時期について、例年クマの出没が特に多い9月から11月としていましたが、ことしはすでに多く目撃があることから、前倒しして今月から行うことにしました。

 また、離れた場所に放課後児童クラブがある3校のうち、柴平小と大湯小はスクールバスで送り届けますが、学校へのアクセスが狭いことなどから花輪小については、クラブの支援員が学校に出向き、学校内で見守ることとしています。

 実施の条件として、県のツキノワグマ出没警報の発令期間でかつ、学校から放課後児童クラブまでの経路でクマの目撃があり、学校が保護者に送迎の協力を依頼していることを原則としています。

 市内で近年起きたクマによる人身事故のうち、帰宅中の児童、生徒がクマに襲われたケースは、6年前と7年前にありました。

 市によりますと、ことしの市内でのクマの目撃の報告は先月末までで32件あり、年間をとおして過去最多だった去年の同じ時期の24件を大きく上回っています。