鹿角市の6月議会は16日、前の日に続き一般質問が行われ、小学校のグラウンドがイノシシに大規模に掘り起こされた問題で、電気柵の設置後、被害がないことを市が説明しました。
ことし4月、尾去沢小学校のグラウンドが大規模に掘り返され、監視カメラに複数のイノシシが映っていました。
人身事故を防ぐため、市が対策を講じるとともに、学校側が当面の間、屋外での活動の取りやめと、保護者などによる登下校の送迎の措置をとっていました。
一般質問で、市内でイノシシの目撃、被害が急増するなか、学校における安全対策を議員に問われた市側は、尾去沢小学校のその後の状況を説明しました。
そこでは、「鳥獣管理員が侵入経路を確認するとともに、捕獲用のおりや電気柵を設置した。電気柵の設置後、出没が解消されており、効果が発揮されていると判断している」と説明しました。
市によりますと市内でのイノシシの目撃は、7年前に初めて情報があって以降、増加傾向にあり、昨年度に過去最多の37件となるとともに、今年度も先月末までで、昨年度のおよそ2倍となる19件寄せられています。
被害はサツマイモや水稲などの食害や、休耕田、水田の畔の掘り返しなどがあり、人身事故は起きていませんが、ほかの地域では襲われて死亡や大けがをするケースが出ています。

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去年4月の就任後の一年間で独自カラーが最も出ていると思う政策を安保真希議員に問われた笹本市長は、「若者議会や鹿角高校の魅力化といった、若い人たちの活躍を支援するところを明確に示せた点は、自分のカラーが出たと思う」と述べました。

待ち受け画面で受信が分かるLINEでのクマ情報の配信を綱木裕一議員に求められた市側は、「現在のメール配信は、現場から直接発信できるため、配信ツールの主体としてきた。今後メール配信の見直しとともに、LINEで自動連携配信している災害情報に加え、クマ出没情報も自動連携配信する」「来月開始をめどに準備している」と説明しました。

空き家バンクの運営業務を専門的な知見がある事業者に委託した効果を松村託磨議員に問われた市側は、「物件紹介にとどまらず、空き家の流通や利活用を促進する総合窓口になった。空き家の登録手続きのほか、維持管理や修繕、売却、賃貸など多岐の相談に対し、宅地建物取引士の資格をもつ専門家が助言する」と説明しました。

クマ対策でボタン式自動ドアに改修する際の支援を赤坂勲議員に求められた市側は、「現場の状況を最も把握している施設管理者が、安全確保の責任者として主体的に講じるべき ものと考えている。改修費用も1か所あたり5万円から7万円程度と認識しており、改修のニーズ調査や支援制度の創設は考えていない」と答えました。








