今秋にフォーラム開催へ 世紀越えトンネル構想で鹿角市

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 鹿角市はことし秋、大湯と青森県田子町を結ぶバイパスの建設をめざし機運の醸成を図るフォーラムを開くことを議会に説明しました。

 地元が「世紀越えトンネル」と呼ぶ、大湯と田子町を結ぶバイパスの建設構想は、安全性の向上や地域活性化などを目的に、狭くて急なカーブと坂が続く国道103号、104号の山間部のおよそ30キロについて、地元が国、県に要望しているものです。

 15日に行われた議会の一般質問で、建設実現に向けた対策を問われた笹本市長は、「鹿角市と田子町の共催で、コモッセを会場にフォーラムを開催し、整備促進に向けた地元の機運醸成を図っていく」と説明しました。

 市によりますと、ことし10月の開催をめざしていて、両市町の市民や産業などの団体を招き、パネルディスカッションなどを行う予定だということです。

 市民を巻き込み、建設に向けた機運を醸成しようというフォーラムは、11年前に両市町の議会でつくる協議会が鹿角市で、また10年前に田子町と田子町議会が田子町で開いて以来です。

 いっぽう笹本市長は建設の実現性について一般質問への答弁で、「限られた予算のなかで優先順位の高いものから事業化していく道路整備の新規採択は、ひじょうに厳しい状況だ」との認識を示しました。

 そのうえで、「期成同盟会の会長としても、市長としても、利便性や必要性を強く訴えながら、早期事業化が図られるよう今後も粘り強く要望していく」と述べました。