鹿角市などを流れる米代川の上流部で起きた異例の川水の濁りについて、調査していた林野庁が、発生場所と原因がおよそ分かったと発表しました。のり面の崩落による可能性を示しています。
これは、米代川の支流、岩手県八幡平市の兄川(あにかわ)の上流から、白に近い灰色に濁った水が、河口まで流れていたものです。
林野庁岩手北部森林管理署の15日の発表によりますと、発生場所とみられるのは、兄川の支流、智恵(ちえ)の沢の上流にある、天然の温泉「草ノ湯」と、山頂の間です。
12日の徒歩による調査で、のり面が崩れて土砂が沢に入り、そこから下流に向かい濁った水が流れていた現場を確認したということです。
森林管理署では濁った水はこの場所で発生しているとみており、17日に再び現地を訪れ、崩れたのり面の規模や濁りの発生原因など詳しい状況を調べるということです。
鹿角市八幡平玉内の市の浄水場による川水の測定では、今月1日深夜に濁りがピークとなり、市内を流れる状況を見た人たちから、人や農作物への影響を懸念する声が上がっていました。
現在の浄水場での川水の濁りの測定では、通常の値となっています。また、市による詳細な水質調査の結果、安全性に問題がないことが分かったということです。







