地域唯一の高校に内外から生徒を呼び込もうと、鹿角市は魅力化の取り組みを今年度に本格化し、ビジョンや実行計画をつくることにしています。
鹿角市と小坂町の3つの高校が統合し、おととし開校した鹿角高校ですが、少子化による定員割れが続くことが懸念されています。
いっぽうで、統合前から続く強豪の部活動や、地域との強いつながりといった優位性もあります。
市は内外から生徒を呼び込もうと、魅力化の取り組みを今年度に本格化させ、ビジョンと実行計画を年度末までにつくることにしています。
そのなかで重視しているのが、地域とともに進めるという点です。案をつくる組織や、意見出しをするワークショップ、アンケートなどで、広い参加を求めていくことにしています。
まとめ役の検討委員会を今月中に立ち上げることにしていて、高校の関係者や地元の小中高のPTA、経済団体、それに行政などで組織したい考えです。
また、広く意見を集めるためのワークショップには、中高生や一般の市民に参加してもらう方針です。
ほかに、当事者である中学生や保護者に、高校選びで重視する点や、望ましい高校のあり方を聞くアンケートを現在行っているということです。
鹿角市教育総務課は、「多くの人に参加してもらい、地元の総意で、鹿角高校を魅力化するビジョンをつくりあげたい」としています。
いっぽう同じく生徒の呼び込みで市は、居住地に関わらず、希望する高校で3年間過ごせる「地域みらい留学」と呼ばれる制度にも参加する方針です。
今年度は、制度を主催する全国組織によるPRイベントに2度出展するほか、留学を検討している中学生を2泊3日で招くお試しツアーの開催を計画しています。







