鹿角市の伝統芸能「花輪祭の屋台行事(花輪ばやし)」の笛と三味線の練習会が始まり、祭りに欠かせないはやしを次の世代に伝えています。
花輪ばやしの演奏のうち、太鼓とかねは各町内の大人たちが指導していますが、笛と三味線は演奏できる人が限られているため、祭典委員会が開く練習会が重宝されています。
年4回あるうちの夏の練習会が2日に始まり、花輪の交流プラザには小学生から60代までの受講者およそ30人が集まりました。
コロナ禍や直後は受講者が減っていましたが、祭りが再開し、はやし手たちの活躍を見て参加を希望する人が再び増えています。
目標は、正規の伝承曲12曲すべてを覚えることです。
笛と三味線で、レベルごとのグループに分かれた受講者たちは、祭りで演奏している、芸人と呼ばれる大人たちから一つずつの音をていねいに教わり、繰り返し練習していました。
笛を覚えに来た中学1年の女子生徒は、「お祭りで笛を吹いている人が格好良かったので、習いに来ました。上達したら、屋台の上で格好良く吹きたい」と張り切っていました。
主催する花輪ばやし祭典委員会保存育成部の佐藤孝部長(54)は、「続けて習いに来てくれている人が多いので、上達がうれしかったり、もっとうまくなりたいと思ってもらえているのだと思う。全曲覚えてもらえるように、ていねいに指導していく」と話しています。








