鹿角市などを流れる米代川で続いている、異例の白い濁りについて、秋田県が水質を調べた結果、人や農作物に影響を与える状況ではないことが分かりました。
米代川の上流、岩手県八幡平市の兄川(あにかわ)から流れている、白に近い灰色の濁りに関し、秋田県環境保全課が3日、鹿角市など4か所で水を採取して水質を調べ、結果が4日に判明しました。
それによりますと、「人の健康を害したり、稲などに影響を与えたりする成分で、基準を超えたものはなかった」ということです。
ただ、通常はほとんどない、温泉水や土に含まれているフッ素が、基準値以下ながら検出されたとしています。
濁りの変化は、鹿角市が八幡平玉内の浄水場で行っている濁りの度合い、濁度の観測によりますと、通常2度から3度程度の値が、ピークだった1日深夜に350度まで上がっていました。
その後、徐々に収まっているということで、4日午後4時15分の時点では41度だということです。
濁りの広がりは、能代河川国道事務所によりますと、3日夕方の時点で河口からおよそ20キロの能代市内で確認されていたものが、4日昼には河口までつながったということです。
濁りが発生している現場の特定が林野庁や岩手県により進められていますが、4日夕方の時点では分かっていません。
岩手県岩手土木センターによりますと、兄川の支流、智恵(ちえ)の沢の上流から続いていて、通常、人が入る最も上流部にある天然の温泉、野湯の「草ノ湯」よりもさらに先から流れていることが確認されたということです。
林野庁岩手北部森林管理署では、「原因を特定し、関係機関とともに対処したい」としています。
鹿角市河川漁協では事態を受けてパトロールをしているそうで、4日昼までの時点で、米代川で魚に関し特別に変わった状況はないということです。









