鹿角市の人口が先月末までに、2万6千人台を割ったことが市の調べで分かりました。近年は特に、減少が加速しています。
市によりますと、先月末の住民基本台帳の登録者は2万5千956人で、前の月から48人減って、2万6千人台を割りました。
鹿角市の人口は70年前、昭和30年の6万475人をピークに減少が始まり、40年代と50年代には市内や近隣の鉱山の相次ぐ閉山を受けた流出が多くありました。
その後も、出生数よりも死亡数が多い自然減と、市内への転入よりも市外への転出が多い社会減が続いていて、近年は年間で600人台から700人台の減少が続いています。
近年は特に減少幅が膨らんでいて、去年1年間の減少数の730人は、10年前の1.3倍あまりに増えています。
さらに、2万7千人台を割ってから今回の2万6千人台を割るまでの期間は1年5か月で、その前の千人台の大台を割るまでの1年7か月より短く、ここでも減少の加速が表れています。
市によりますと近年の人口減少の特徴として、女性の減少率、特に若い女性の減少が大きく影響しているということです。
国の研究所では鹿角市の人口について、このままのペースで続いた場合、14年後、令和22年に1万8千人あまりまで減ると予想しています。
これに対し市はおよそ千800人多い、2万人あまりとする見とおしを立て、若い世代向けの政策を強化しています。
鹿角市総合戦略室では、「若者世代の流出が少子化につながっており、将来親になる若者世代が帰ってきたい、暮らし続けたいと思える環境を整え、持続可能な地域をつくりたい」としています。







