森の中で小学生たちがシイタケの植菌を体験する催しが鹿角市で開かれ、児童たちが緑の心地よさにふれながら作業しました。
市によるこの催しは、森のすがすがしさを味わいながら、自然の恵みを感じてもらおうと続けられているものです。
4日、大湯の森林公園「黒森山憩いの森」に大湯小学校の3年生9人が集まり、はじめにキノコや森について説明を受けました。
そのなかで地元の自然保護の会の男性は、「水は森でつくられているし、森が強い風から守ってくれている。大事にしましょう」と呼びかけました。
続いて作業が行われ、児童たちはナラやクリの丸太に、シイタケの菌が付いた種駒を木づちで打ち込んでいきました。
この日は晴れていましたが森の中は涼しく、辺りの緑一色の光景も相まって心地よい環境です。
児童たちは静かな森の中で、黙々と木づちを振っていました。
体験した女子児童は、「森は虫がいるけれど、涼しくて気もちがいいです。シイタケが大きく育ったら、焼いて、塩をつけて食べたいです」と話していました。
鹿角市農地林務課は、「体験をとおして、森林に親しみを感じてほしい。将来、古里の山に携わる仕事を選択肢の一つにしてもらえたらうれしい」としています。
児童たちがこの日、植菌をした丸太は、自然保護の会が管理し、数年後に同じ児童たちが収穫を楽しむ予定だということです。

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