鹿角市内でことし作付けされる主食用のコメの面積が、去年からおよそ2%増える見とおしとなっています。
農家から提出された作付け計画をもとに、市が先月15日までに状況をまとめたところ、主食用のコメの作付面積は2千324ヘクタールで、去年の実績に比べおよそ45ヘクタール、率にしておよそ2%増える見とおしです。
これは、去年12月に地元の行政やコメの集荷業者などの協議会が決めた目安と比べても、およそ86ヘクタール、率にして2.3%上回っています。
対して、飼料用のコメの作付けの見とおしは99ヘクタールで、去年の実績からおよそ54ヘクタール減っており、主食用のコメに切り替えが進んだとみられます。
コメの需給をめぐっては、国の備蓄米の買戻しが予定されるいっぽう、民間の在庫の増加に関する報道や、国から相対取引における米価の値下げが示されるなど、見極めが難しい状況になっています。
また主食用のコメの需要では、外国人旅行者による消費の好調を受けて外食産業で回復傾向にあるいっぽう、人口減少や米価高騰が続いたことによる消費の減少が続いている状況もあります。
市は農家の作付け計画について、「各経営体がそれぞれの経営状況や米価などを総合的に判断した結果と捉えている。引き続き長期的な需給バランスに基づく情報提供をしながら、需要に見あった生産を促していく」としています。







