鹿角市の自治会、町内会の代表と市の幹部の会議が開かれ、自治会の活性化を応援する取り組みや、クマ対策などについて情報を共有しました。市は伝わりやすさを意識し、新たなスタイルで開催しました。
年1回の自治会長会議が27日夜、複合施設「コモッセ」で開かれ、自治会、町内会の代表およそ120人あまりと、市の三役、幹部職員が集まりました。
今年度は開催スタイルが大きく変えられていて、これまで市側から、資料に示した事業すべてが説明されていたのに対し、各部署がいくつかをピックアップして示しました。
そこで選ばれた事業は、自治会に特に関係があるものが中心で、自治会への支援、利用できる事業、それに協力の依頼などです。
会場にはスクリーンが2か所に設置され、参加者は手元の資料を見なくてもいい形がとられるとともに、写真や動画が使って分かりやすくしており、参加者のなかには携帯電話でスクリーンの写真を撮る姿もありました。
また、以前は市側の説明が1時間以上続いたあとに、参加者との意見交換の時間が設けられていましたが、発言がわずかにとどまる状態が続いていたことも、開催スタイルの変更につながりました。
今回の市の説明のうち、自治会活動を活性化する支援では、少額ながら3年に一度使えるものと、最大で250万円までで、補助率10割という大きな補助金の2つが示され、「自治会を元気にするために、ぜひ使ってほしい」と呼びかけられました。
またクマ対策については、集落の状況を調べることや、住民同士で話し合うことが呼びかけられるとともに、市の出前講座で対策を紹介していることも説明されました。
以前の開催スタイルも知る花輪の70代の男性は、「大事なことを選んで、ていねいに説明していたから分かりやすかった」と話していました。
笹本市長は、「自治会は市政の運営で最も身近で、重要なパートナーになっている。伝わりやすさを重視して変更しており、アンケート結果も踏まえより良いものにしていく」と話しています。
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