鹿角市の剣道道場が県大会初制覇 中学生の春の大会

鹿角市の剣道道場が県大会初制覇 中学生の春の大会

 鹿角市の剣道道場が、秋田県の中学生の春の大会で、初優勝を果たしました。

 秋田県剣道連盟が主催する第65回秋田県中学校剣道大会が16日、秋田市の県立武道館で開かれ、全県各地の中学校と道場あわせて34チームが出場しました。

 かつての春季大会と同様に、選手たちにとってこの時期の腕試し、そして全県総体のシード権がかかる重要な大会です。

 鹿角市の小中学生たちが腕を磨く楓凜舘(ふうりんかん)鹿角道場からは、トーナメント戦で頂点を争う男子団体戦などに出場しました。 

 その男子団体戦では、2回戦、3回戦、準々決勝と順調に勝ち上がり、今大会のハイライトとなった準決勝へと駒を進めました。

 その準決勝は初めて先制を許しましたが、ここまで負けなしの中堅、八幡平3年の菅野敬(かんの・けい)選手が、一本を許しながらも、思い切りのいい飛び込みで面を2本決めて逆転勝ちし、チームが同点に追いつきました。

 その後、両チーム譲らず代表戦へともつれましたが、大黒柱の八幡平中3年、佐藤玲陽(れお)主将が、水入りを含め30分を超える大熱戦のなか、相手の防御態勢の裏をつく右面に飛び込み、これが相手を見事に捉えて勝利しました。

 そして仙北市の中学校との決勝戦は、終始リードしていたものの、大将戦で同点に追いつかれ、こちらも代表戦で雌雄を決することになりました。

 ここではチーム一の攻撃力を誇る菅野選手が起用され、菅野選手は攻める相手を冷静に見極め、相手の面を引き出し返して胴に切って、道場のこの大会の初優勝を決めました。

 道場では、「冬の厳しいけい古を積み上げた成果が見られた。この結果を自信に変え、支えてくれる人たちに感謝の念を忘れず、夏に向けて精進してほしい」としています。

 昭和30年代から65回続くこの大会で、鹿角のチームが優勝したのはこれが初めてです。

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