鹿角市はこの冬の大雪による果樹被害の支援策の第二弾で、弱っている木の生育を回復させる薬剤散布などのメニューを用意し、議会に提案することを明らかにしました。
市によりますと、被害なしと、せん定で回復させられる小規模を除く、中規模以上の被害を受けた木の数は、市内すべてのリンゴとモモの木の23%にあたる2万4千100本あまりと深刻です。
市は支援の第一弾として、果樹園で使う融雪剤の購入と、ビニールハウスなど農業用施設の復旧を3月補正に計上していました。
第二弾がまとまり、25日の定例記者会見で笹本市長が発表しました。
2つあるメニューのうち一つは、被災した木の修復、再生にかかる経費と、果樹棚の復旧や解体撤去、組み立てに要する経費について、県の2分の1の補助に市が4分の1をかさ上げし、補助率を4分の3へと引き上げます。
もう一つは、弱っている木の生育を回復させる薬剤散布への支援で、15%を市が単独で補助します。
会見で笹本市長は、「今回の追加支援は、被災された農家の支援に加え、本市農業の未来を見据えた、将来への投資」と説明しました。
いっぽう市は今回の大雪被害についてふるさと納税の出品のなかで紹介し、納税者の共感を得ようと考えています。
ただ、ふるさと納税に農家が出品する場合、梱包や発送などの労力が必要なため、市は、それらの作業で協力を申し出ている農協に果実を出荷してもらうよう呼びかけています。
笹本市長は、「生産者、JA、行政が一丸となって、全国からの温かい応援の力を背に受けて、この逆境を乗り越えていく。そして、これを機にさらなる鹿角ブランドの発展へと繋げていく」と話しています。







