鹿角市と小坂町を管轄する消防本部が、119番の通報者が撮影した動画を消防本部で見られるシステムの運用を始めました。
これは、災害と救急の対応力を高めようと鹿角広域消防本部が導入したもので、県内では2例めです。
消防本部にいる通信の担当者が必要と判断した場合に、119番の通報者の同意を得て利用することになり、通報者は送られたショートメールの指示に従って動画を撮影するなどし、消防本部に送信します。
このシステムにより、通報者が言葉で説明しにくい現場の状況も消防が把握できること、応急手当が必要な急病人やけが人がいる現場で、通報者に消防から効果的な応急手当が指導できること、それに観光客など地理が分からない通報者にスムーズに対応できることなどが期待されます。
動画の通信料は通報者の負担となり、およそ1分間で数円程度とみられています。
消防本部での導入費用は、送信された動画を通信室で見るためのパソコンの購入費やシステムの使用料などおよそ45万円です。
消防が今月1日から仮運用と使用の訓練をしてきていて、25日に正式に運用を始めました。
鹿角広域消防本部では、「迅速かつ的確な消防、救急活動につなげ、救命率を向上させたい」としています。







