窓口のデジタルシステム運用開始 小坂町

窓口のデジタルシステム運用開始 小坂町

 小坂町の役場で、各種証明書などの交付で、町民、職員の双方の省力化を図るデジタルシステムの運用が始まりました。

 新たなシステムでは、手続きをしに来た人が端末に運転免許証やマイナンバーカードなど身分証明書を入れると、窓口に提出する申請書が出てきますが、住所、氏名などの基本情報がすでに印字されています。

 このため来庁者は、ほかの必要事項を記入するだけになりました。
 
 また職員側も町民から受け取った申請書に印字されたデジタルデータを使うことで、これまでしていた顔や住所などの本人確認が不要になりました。

 小坂町の窓口の利用者には高齢者や外国人も多いため、申請書を作る際の負担が大きいほか、時間がかかることも課題になっていました。

 現時点で使える手続きは住民票や保険の届出書など、町民課、福祉課、総務課に関する26件で、町は、「主なものは対象にできたが、今後も増やせる」とみています。

 職員側に置かれた端末3台も含め、導入にかかった費用はおよそ570万円ですが、国のデジタル化の取り組みを活用したことで、町の負担は半額です。

 来庁者用の端末は、役場入り口に最も近い、町民課の窓口前に置かれ、22日から使えるようになりました。

 早速利用した細越町長が、音声の案内に沿って端末を操作し、およそ1分待つと、指示した複数の手続きの申請書が一度に出てきました。

 細越町長は、「以前と比べて楽ですね。一度に2つ、3つの手続きに対応できるのも便利だ」と話していました。

 小坂町町民課の山口博美課長は、「名前を書くことが難しい人もいますし、何度も同じことを書かずに済むのは大きい。デジタル化を進め、町民の利便性を高めたい」としています。

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