災害初動訓練、偽情報対策も 鹿角の警察署

災害初動訓練、偽情報対策も 鹿角の警察署

 災害が多発化、激甚化するなか、初動体制を強化しようと、鹿角地域を管轄する警察署が実践的な訓練をしました。

 これは県民防災の日の26日を前に、鹿角警察署が20日に行ったものです。

 災害時は全署体制で対応にあたる可能性もあるため、訓練の参加対象は警備の担当以外にも、交通、生活安全などすべての課とし、各部署の代表およそ20人が集まりました。

 鹿角管内では大雨や雪による倒木が多く発生しており、災害時の現場への急行の支障にならないようにしようと、チェーンソーの使い方が指導されました。

 初めて使ったという20代の男性署員は、「思った以上に振動があった。慣れなければ災害時に使えないと思うので、機会をつくって訓練していく」と話していました。

 また局所的な大雨による災害が全国で多発し、管内でも実際に発生しているなか、ボートを使った救助に備えた訓練もありました。

 いっぽう初めて行われたのが、インターネット上の偽情報の対策です。近年、SNSなどで見られるようになっています。

 訓練は、地区の全域で床上浸水になっているという書き込みがSNS上で確認された想定で行われ、協力を得ることになっている市民「被災情報連絡員」に実際に署員が電話をするなどして、状況を確認していました。

 鹿角警察署の嵯峨裕作副署長は、「災害はいつ、どこで発生するか分からないため、平素からの備えが重要であり、確認できた。発生時は全署員が速やかに行動し、住民の安全、安心を守っていく」としています。

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