若者議会のあり方を考える催し 鹿角市

若者議会のあり方を考える催し 鹿角市

 人づくりと若者の声を取り入れた市政につなげようと、鹿角市が設置する「若者議会」について、あり方を考える催しが開かれ、望ましい姿などを話し合いました。

 市は、地域づくりを主体的に考え政策提言できる人の育成と、若者の意見を取り入れた市政につなげようと、若者議会の設置を来年度に予定していて、今年度は近く検討委員会を立ち上げ、仕組みづくりを進める方針です。

 17日はあり方を考える催しが花輪の「コモッセ」で開かれ、高校生や関心をもつ大人などおよそ30人が集まりました。

 はじめに、提案者の笹本市長が狙いなどを説明し、「経済状況など関係なく、皆さんの思い一つあれば参加できる形を作った。若者議会をとおして主体的に学んだ皆さんが将来、自分の人生も豊かになるような仕組みをつくりたい」などと話しました。

 続いて先進地、愛知県新城(しんしろ)市の若者議会について市の職員などが説明し、上限1千万円の予算提案権をもち、これまでの11年間で、若者の交流スペースの整備や地元企業の情報誌の発刊など、50を超える事業が提案されたことが示されました。

 また各地で様々な形がありますが、新城市は若者の達成感や成長を優先するため、提案事業の廃案や予算の減額がないように、市長への提案の直前に担当の部署とも綿密に調整しているということです。

 OBの梅田禅之助さん(18)は、「政策についていろいろな人と話し、考えていく過程が面白かったし、実行されて大きな達成感があった」「若者の求めや、できることを意識するようになったし、市民同士の関わりや市民の活動、温かさを感じるようになった」と話しました。

 続く公開討論では、検討委員会の委員に立候補した鹿角市八幡平の会社員、佐藤美南(みなみ)さん(22)が、「若者の意見がしっかりと受け止められ、実際に取り組まれることを期待します。大勢に認知されて参加しやすい環境になることも大切だと思う」と話しました。

 また市の職員、石木田柊羽(しゅう)さん(20)は、「若者が市の取り組みに興味をもち、知識をつけ、鹿角市を深く知る若者が増えてほしい」と期待していました。

(写真はクリックすると見られます)