鹿角市の伝統芸能「花輪ばやし」の演奏の魅力にふれ、祭りに参加する人を増やそうと、出前型の体験企画がことしもスタートし、子どもたちがおはやしを楽しみました。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されている花輪ばやしは、けんらん豪華な屋台も見ものですが、「日本一の祭りばやし」の呼び声が高い、躍動的なはやしも魅力になっています。
人口減少に伴い担い手が減るなか、一人でも多くの人に祭りでおはやしの演奏を楽しんでもらおうと、祭りを運行している団体が出前型の演奏体験の企画を行っています。
14日にことし最初の催しが花輪の児童センターであり、センターと、近くの放課後児童クラブを利用した小学生およそ60人が参加しました。
はじめに、祭りで演奏をしている大人たちがおはやしを披露すると、子どもたちはその躍動感に徐々に引き込まれている様子になり、リズムにあわせて体を動かしたり、演奏をまねたりする姿がいくつも見られました。
続く太鼓と鉦(かね)の演奏の体験では、自分の手で音を出す楽しさや、友達と一緒に音をあわせる喜びを感じているようでした。
なかにはすでに祭りで演奏している児童もおり、周りの人たちに感心されていました。
体験した小学1年の男の子は、「太鼓をたたいたらお祭りの音がして、だんだん楽しくなっていった。お祭りでもたたきたい」と話していました。
主催した花輪ばやしの若者頭協議会では、「花輪ばやしを演奏していると、心が躍るような気もちになります。子どもにも、保護者の皆さんにも参加してほしい」と誘っています。








