小坂町の細越町長は、ことし冬、雪害で町北部が「孤立集落」になったことへの対策で、高速道路を使ったアクセスの確保をめざし国に要望する方針を明らかにしました。
これは、15日夜に町交流センターで開かれた町民と語る会で、細越町長が説明したものです。
ことし1月、町北部へのアクセスの国道282号が、倒木の影響でおよそ24時間、通行止めになりました。
ほかの直接のアクセスは高速道路しかありませんが、町北部にある小坂北インターは一方向しか出入りできない構造のため、町中央部と町北部は高速道路でつながっているものの直接行き来はできず、大館市への大幅なう回を強いられます。
消防によりますとこの通行止めの間に体調を崩した人などの情報はありませんでしたが、住民にとっては不安が残っています。
語る会で対策を求められた細越町長は、「町北部の人たちから、高速道路で乗り降り両方ができるようにしてほしいと要望が出ており、国に要望書を提出したい。すぐには解決できないが、前に進めていかなければいけない」と述べました。
このほか小坂町では十和田湖の西湖畔の地域でも、大雨や大雪の際に集落が孤立するケースが出ていますが、地理上、対応が難しい状況です。
いっぽう語る会では、人口減少対策や、部活動の遠征のバスの状況、町の手続きのデジタル化などについて意見が交わされました。
病児保育について質問した30代の女性は、「ここには自治会長など一部の人しか来られない雰囲気を感じていましたが、友人の悩みを町に届けようと、初めて参加しました。気楽に参加できる場だと思ったので、ほかの人にも伝わってほしい」と話していました。

(写真はクリックすると見られます)







