地元が誇るソーラン、制作者と共演 鹿角市尾去沢

地元が誇るソーラン、制作者と共演 鹿角市尾去沢

 鹿角市尾去沢地区の最大の祭典が開かれ、いまや「地域の踊り」の位置づけになったオリジナルソーランが、制作者との初共演でにぎやかに演じられました。

 この「かなやまソーラン」は、平成16年の尾去沢小学校創立130周年の記念で作られたもので、歌詞にはかつて国内最大級を誇った地元の鉱山のことなどがうたわれています。

 以来22年にわたり、様々な場面で地元の人たちに披露されており、いまや地域の踊りになっています。

 ことしも地区最大の行事「山神社(さんじんしゃ)祭典」の本宮の15日に用意されるとともに、作詞、作曲をした大館市のポップスデュオ「ダックスムーン」に共演を主催者がオファーしたところ、快諾を得ました。

 昼すぎ、車両通行止めになった地区の中心の通りに、地元の幼児から高齢者までおよそ130人が並びました。

 年代ごとの踊りからフィナーレの合同の踊りまで5回も披露されましたが、ダックスムーンの二人はすべてを続けて歌う、熱の入れようです。

 曲は、各地にご当地ソングをプレゼントしている二人の楽曲のなかでも珍しい、演歌ロック調になっており、二人が、がなり声を交えつつ熱っぽく歌うと、地元の人たちも呼応するように力強い踊りを一体となって踊っていました。

 9年間踊ってきたという尾去沢中3年の男子生徒は、「ダックスムーンの二人が力を込めて歌っていたので、踊りの人たちの振り付けと声がそろって、地域が一体になった感じがした。地元に格好いい曲があってうれしいし、一生忘れないと思う」と話していました。

 ダックスムーンの二人が尾去沢でこの曲を歌ったのは、完成時に続く2度めで、実に21年ぶりです。

 木村孝明さん(64)は、「みんなが元気になる曲、踊りやすい曲に作ったことを思い出した。盛り上がって踊ってくれていて、よかった」と話しました。

 また三浦栄一さん(66)は、「地域の一体感を見ながら歌えて、心に響いた。子どもや祭りの参加者が減っても踊りをつないで、地域が一つにまとまっていてほしい」と期待していました。

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