この春、高校を卒業し、鹿角管内の企業に就職した人は28人で、これまでで最も少なくなりました。若い働き手の不足が顕著です。
ハローワーク鹿角の3月末時点のまとめによりますと、管内の高校と支援学校をことし3月に卒業した生徒のうち、就職の希望者は45人で、3月末までに全員が内定を得ました。
このうち県内の事業所への内定者は30人で、県内の希望率の66.7%は前の年を17.7ポイント下回り、県外志向が進みました。
管内の事業所側からみますと、確保できた高校生の数は、管内の高校からの25人と、管外の高校からの3人をあわせた28人です。
少子化と進学志向の高まりから、高校卒業時の地元企業への就職者が減っています。
そうしたなか、昨年度はこれまでで最も少なくなり、また過去10年の平均と比べますとおよそ3割少なくなりました。
管内の事業所から出されていた求人の199人に対し、充足率は22.6%にとどまっています。
管内の企業からの求人は、若い働き手の不足を受け、9年連続で200人前後で高止まりしており、その多くが確保を果たせませんでした。
ハローワーク鹿角では、「学校や生徒、保護者に、地元の企業の魅力を伝えていくとともに、企業側には、仕事の内容や職場の雰囲気が分かるような求人情報の出し方を提案していく」としています。







