自動車最大手の現場たたき上げから副社長も務めた男性を迎えた、高校生との意見交換会が鹿角市で開かれ、エールが送られました。
これは、製造会社が多くある優位性を生かし、若者に選ばれる企業、地域づくりを進めようと、市が13日に鹿角高校で開いたもので、3年生およそ150人が参加しました。
メーンのゲストは、トヨタ自動車の役員、エグゼクティブ・フェローの河合満さんです。昭和38年の入社以降、「改善なきところ革新なし」をモットーに、現場第一主義で活躍し続けています。
高校生たちの研究の発表にゲストたちがコメントする形で進められ、3年、阿部菜乃華(なのは)さんは、人口減少のなかで自分たちがするべきことについて、「地域について知る、関わる、魅力を発信する、人と人をつなぐことで、持続可能なまちづくりにつながる」と提言しました。
これを聞いた河合さんは、「みんなが自分のまちの良さに自信をもってほしい。暮らしていて一番安心できるのは古里だと感じ、ここで自立し、活躍してほしい」と期待しました。
いっぽう、発表が予定どおりに進まなかった生徒たちに対し、「挑戦に失敗はない。できなかったのは、課題が分かったということ。課題をたくさんもつほど人は成長する」とエールを送りました。
モノづくりの魅力を問われた河合さんは、「やればやるほど面白い。もっといいものを作ろうと限りなく挑戦できる。皆さんもぜひ、何かに挑戦してほしい」と呼びかけました。
参加していた3年の女子生徒は、「15歳の時から、今でもモノづくりのことを深めているのは、素晴らしいことだと思う。私も好きなものに関わり続けることを大事にしたい」と話していました。
河合さんはこのあと、企業の関係者や関心をもつ市民などおよそ400人の前でも講演を行いました。

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